Q. 会社の魅力、入社のきっかけを教えてください。

番組販売の会社として募集していたのが最初の入口でした。
私は埼玉の実家から離れて、最初の就職で大阪に一人暮らしをしたのですが、心細い時に東京で見ていたテレビをつけると自然と安心できて、日常を楽しくしてくれるコンテンツの力を強く感じました。慣れない場所であっても“いつもの番組”に触れられることがどれだけ支えになるか、自分の体験として実感しました。

次の転職先を探していたタイミングで、ローカルに番組を届ける番組販売の仕事に出会い、まさに自分が求めていた役割だと感じました。今の会社のミッションは“ときめきをでんぱする”こと。私自身が実際に受け取ったときめきに背中を押されたからこそ、次は届ける側になりたいと思ったのが入社の決め手で、そこが今も魅力だと感じています。

Q. 現在の仕事内容とやりがいは?

担当領域は大きく広告とイベントです(映画関連に触れる機会もあります)。イベントでは会場に足を運び、SNSの感想や、グッズを手にしたお客さんの反応を直接見られます。自分が関わったものに触れている姿を目の当たりにできるのが、この部署ならではの醍醐味です。

広告は出稿設計から制作・運用まで幅が広く、ゼロから提案を組み立てる案件も多いです。例えば、お客様の商品ターゲットに合わせた時間帯の出稿プランを作ったり、お客様の営業エリア毎に地域配分を設計したり。自分の企画が採択され、営業として「実施したいです」と決まった瞬間にいちばんやりがいを感じます。

Q. 会社の雰囲気や働き方について教えてください。

フレックス、リモート、フリーアドレスと自由度が高く、働きやすさに自信を持って“良い”と言えます。

入社前に「変わっているけど良い人が多い」と聞いていましたが、その通りでした。みんな個性が強くて、好きなものや趣味をしっかり持っているので会話が面白い。明るい雰囲気の中で前向きに仕事ができています。

Q. 入社して一番良かった思い出は?

まず、好きなものを堂々と“勉強”として深められることです。
学生の頃はテレビやSNS、YouTubeを見過ぎると少し後ろめたさがありましたが、今は映画を見れば商談の糸口になり、漫画を読めば取引先の作品理解につながる。イベントにも遠慮なく出向いて知見を増やせる。楽しむことが仕事の視点と結びつく環境は本当にありがたいと感じます。

もう一つは、対応が難しいお客様の案件をやりきったときのこと。難しい調整を求められ、苦しい場面もありました。正直「お客様の信頼を得られていないかもしれない」と不安になる瞬間も。それでも誠実に向き合い、報告書まで丁寧に仕上げて納めたところ、「いつも丁寧に対応してくれて助かった」と言葉をいただくことができました。驚きと同時に、相手の立場に立って折れずに続けることの大切さを深く実感した出来事です。今もその方々と連絡を取り合う関係が続いています。

Q. 入社して一番辛かった、または苦労した経験を教えてください。

独り立ちして初めて任せてもらった案件がいちばん大変でした。
教わりながら、走りながら覚えるフェーズで、疑問に思えば聞けますが、そもそも疑問に気づかずに違う進め方をしてしまうこともある。対応の難しいお客様も多く、汗だくで向き合った記憶があります。

また、初期の頃は経験不足から、悔しい思いもしました。いつか「だからあなたに頼みたい」と言われる日を目標に、自分の足で立てるように積み重ねてきた原点でもあります。

Q. 入社前と入社後のギャップはありましたか。

営業の会社だから毎日怒鳴られるような厳しい世界かも、と覚悟していました。実際はまったく違って、分からないことを聞けば丁寧に教えてくれる人ばかり。理不尽さは少なく、ちゃんとやればちゃんと評価される環境です。良い意味で肩の力が抜けました。

もう一つは、エンタメ好きにはたまらない“情報速度”。最新の番組やアイドル、映画、ゴシップまで、みんなが誰よりも早く把握していて、オフィスが自然に盛り上がる。バラエティ好きならきっと楽しい職場だと思います。

Q. 今、挑もうと思っている“あたりまえ”は何ですか。

イベントやコンテンツ、広告。私たちが扱うものは“世の中にあって当たり前”のように見えます。でも、それが無くなれば日常の楽しさは確実に減ってしまう。だから、その当たり前を絶やさず届け続けることに挑みたいです。

具体的には、インプットとアウトプットを日々続けること。テレビや映画、ニュースに触れて学び、提案資料やプランニング、イベントの企画として形にする。派手なことだけが企画ではなく、ビジネスとしての提案づくりも“ときめきをでんぱする企画”だと捉え、毎日積み上げていきます。

Q. 最近感じた“ときめき”を教えてください。

イベントでオリジナルグッズの窓口を担当し、打ち合わせを重ねて“キモかわいい”テイストのアイテムを提案しました。採用されたそのグッズを、お客様が家で撮影してSNSに上げてくれた投稿を見た瞬間、胸が熱くなりました。自分の提案が手元に届き、写真になって誰かのタイムラインに乗る。まさに“でんぱした”と実感できました。

Q. 自分発信で、何を“でんぱ”していきたいですか。

まだ多くの人に届いていない良いものを、必要としている人に届く形で広げていきたいです。大きな声だけが正解ではありません。静かでも深く刺さるものを見つけ、紹介し、出会いの場をつくる。結果として「生きる力になった」と言ってもらえるようなでんぱを続けたい。

自分の明日については、毎日一つでも「今日やって良かった」と思えることを積み重ね、その小さな火種を周りにも広げていくつもりです。

Q. 明日をどんな日にしたいですか。

誰か一人でもいい、その人の“生きがいの背景”になるような何かを届けたいです。
私自身、あまり知られていないけれど強烈に刺さる歌詞を書く歌手に救われた経験があります。「もっと早く知っていれば」と思う人は必ずいるはず。そうした“日の目を見ていないけれど人生を支えるコンテンツ”に出会える場や機会を増やしたい。

広告なら商品の魅力を、イベントなら作品や人との出会いを。明日は、誰かの「これがあるから頑張れる」に近づける一日にしていきます。

Q. 未来の仲間へのメッセージをお願いします。

この会社は“ときめきをでんぱする”という言葉が似合う、明るく楽しい仕事が多いです。
自分がいちばんのファンである気持ちで、笑顔で届けられるのが強みだと思います。

私の所属は形にとらわれない仕事が多く、企画、イベント、新規的な取り組みまで幅広い。やってみたいことを前向きに提案すれば形にできる土壌があり、受け止めてくれる上司もいます。切磋琢磨し合える仲間と働けるのを楽しみにしています。