Q. 会社の魅力、入社のきっかけを教えてください。

もともとテレビを見ることが好きで、テレビに携わる仕事を志望して就職活動を進めてまいりました。
活動を続ける中で、テレビ局や制作会社だけでなく、番組販売という、自分が知らなかった役割があることを知り、自分の好きな番組を“本来見られない地域”にまで届けられる点に強く魅力を感じました。

また、決め手となったのは、テレビ東京の番組に自分好みのものが多かったこと、そして会社説明会で感じた雰囲気の良さです。お話しくださった社員の方々が温かく、働きやすい職場だと素直に感じることができました。

Q. 現在の仕事内容とやりがいは?

入社後しばらくは、「番組販売部」(当時の名称)に所属し、全国のローカル局へ番組を販売していました。
出張先や旅行先で、自分が提案した番組が実際に放送されていたり、番組表に反映されているのを目にしたとき、自身の仕事の成果を実感できたことを強く覚えています。

現在は出向先であるテレビ東京 営業局 営業推進部にて、広告会社やスポンサー、社内各所をつなぐ営業内勤のハブとしての役割を担っています。多くの関係者を巻き込み形にするまでには苦労や難しさもありますが、諸々の調整を経て実際に放送を目にする際の達成感が、大きな原動力となっています。

Q. 会社の雰囲気や働き方について教えてください。

働きやすさについては、入社当初に抱いた第一印象のまま続いていると感じています。
優しい人が多く、上司との距離も近いため相談しやすい環境です。少人数の組織ならではの風通しの良さもあり、同期や先輩・後輩と飲みに行ったり、小さなグループで旅行に出かけたりと、適度な距離感で交流できる点も自分には合っています。

また、働き方においても無理が生じないよう調整されており、スケジュールの見通しを立てやすい点が非常に助かっています。

Q. 入社して一番良かった思い出は?

最近の出来事ですが、とある花火大会の特別番組で営業デスクを担当しました。
冠スポンサーの意向と番組制作上の要件を丁寧にすり合わせ、できること・できないことを一つひとつ調整し、放送当日は現地にも立ち会いました。

すべての準備が整ったうえで夜空に花火が上がった瞬間、これまで積み重ねてきたものが形になったと実感でき、静かな高揚感に包まれました。心から「やってよかった」と思える案件でした。

Q. 入社して一番辛かった、または苦労した経験を教えてください。

番組販売に配属された当初は、各局の事情や編成方針、予算感などを把握するまでが大変でした。
自分が「面白い」と思うだけでは通用せず、その局の時間帯や視聴傾向に合致しているか、担当者が気に入ってくれても予算が合うのかを総合的に考えた上で提案を組み立てる必要があります。最初は壁に感じましたが、経験を重ねて「こういった番組はこの局に」「この枠なら成立する」という仮説を立てられるようになってからは、むしろ面白さが増していきました。

出向先では、営業の立場として、スポンサーの要望をどのように調整したら成立できるか、広告会社・スポンサー・制作・編成をはじめとした社内各所と細やかな調整を重ねています。大型ウイークや特番など複数案件が重なり調整に追われることもありますが、無事にオンエアを迎えたときには大きな安堵と達成感が得られます。

Q. 入社前と入社後のギャップはありましたか。

テレビ業界には「とにかく過酷」という先入観を持っていましたが、実際に所属している営業系の部署では、カレンダーに沿って働ける部分も多く、想像していたような過酷さとは違いました。もちろん繁忙期はありますが、周囲がしっかりとフォローしてくれるため、一人で抱え込むような状況になりにくいと感じています。

Q. 今、挑もうと思っている“あたりまえ”は何ですか。

忙しい時期には新しいことに手を伸ばせない——そんな“仕方ない”を崩していきたいと考えています。
業務が立て込むと視野が狭くなりがちですが、好奇心を忘れず、小さくても新しい挑戦を日々に差し込んでいきたいと思います。

また、「担当部署ではないから関われない」という線引きにもとらわれたくありません。制作の主担当でなくても、企画の立案や形づくりに関わる道はあるはずです。枠に縛られず、幅を広げていきたいと考えています。

Q. 最近感じた“ときめき”を教えてください。

直近担当した大型ウイーク特番にて、スポンサーの思いをいかに視聴者にとって面白く、かつ役立つ形で伝えられるかを考え、編成・制作をはじめ社内各所と調整を重ねました。

企業の取り組みをどう表現するかを議論し、番組の魅力とスポンサーの思いを両立させるために、細かな要望への対応や自然な切り口での見せ方を工夫しました。「企業の取り組み」と「番組の面白さ」のバランスに悩む場面もありましたが、表現や映像の入れ方を一緒に考えることで形にできたことは大きな学びでした。

さらに配信オリジナルや初のイベントブース出展、データ放送にも挑戦し、新しい価値訴求を実現でき、スポンサーから高い評価をいただけたことが今の自分にとっての“ときめき”です。

Q. 自分発信で、何を“でんぱ”していきたいですか。

挑戦することは大変そうに見えて、実はとても楽しい。その実感を周囲に広げていきたいと思っています。
言い訳をせずまず一歩を踏み出すこと、小さくとも挑戦を続けること。その積み重ねが環境を変え、自分自身を成長させていくはずです。
個人的にはサウナの魅力もさりげなく発信していきたいところですが(笑)

Q. 明日をどんな日にしたいですか。

一日を終えるときに「今日も楽しかった」と思える日を積み重ねていきたいと考えています。
仕事はもちろん、仕事以外の時間も含めて、少しでも前向きな気持ちで一日を締めくくれるように過ごしたい。明日が楽しみだと思えるようなリズムを、自分自身でつくっていきたいです。

Q. 未来の仲間へのメッセージをお願いします。

配信や新しい媒体の広がりにより、テレビの周辺にはこれまで以上に挑戦の機会が増えています。メディアネットでも、イベント事業やクリエイティブ・エージェント業務など新たな取り組みに踏み出しており、私自身もさらにチャレンジの幅を広げていきたいと考えています。

一緒に新しい挑戦を楽しみながら取り組んでいただける方に、ぜひ加わっていただきたいと思っています。